4月 28

NTTデータが運営しているブログサービス「Doblog」が5月30日に終了するというニュースがありました。

2月8日にHDD故障によるシステム障害以降、サービス復旧が遅いとかデータ復旧が完全に出来ていないとか色々とありましたが、最終的には、サービスの終了ということになってしまった。

このニュースを見て、Miewが思ったことは、「NTTデータってこんな会社だったの?」

NTTデータといえば、国関係の基幹システムを請け負っていて、「価格は高いけど実績と信頼が売り」と思っていました。でも今回の経緯や結果を見ていると実績はともかく信頼性の欠片も感じられない。無料のサービスとはいえ、メンテナンスなどそれなりの理由がない限りサービスの一時停止が許されないインターネットサービスにおいて、RAID5で運用していただなんて想像できない。

RAID5自体は冗長性はあるけれども100%ではない。 HDDが2台同時に壊れてしまえば、データの復旧は難しい(というより無理)。データの冗長性だけでなくシステムの冗長性の観点からもRAID1+5とまでは言わないけれど、せめてRAID6にして置くべきではなかったのだろうか? なぜHDDを6台使用していながらRAID5だったのだろうか、予算の問題ぐらいしか思いつかない。 昨今のHDDの大容量化によるRAID5によるデータ損失の危険性は、1990年代後半には言われていて、システムを止められず且つデータ毀損が許されないシステムの場合にはRAID5は使わないはずなのだが、現実としてRAID5であった。

まぁ、機械はいつかは壊れるものであるし、そのことによって一時的にサービスが停止してしまうのも仕方のないもので、ましてや無料のサービスとなれば尚更でもある。 でもデータの復旧も不完全である上に、サービスの再開もできないまま、サービスの終了になってしまったのは如何なものなのだろうか?

そして、サービスの終了の理由が一番納得がいかない。

「Doblog開設時の目的である、ブログシステムを構築するための技術的知見、およびコミュニティサービスを運用・運営するためのノウハウの蓄積については十分に達成できたものと考え、サービスを終了するという判断をいたしました。」

民間企業が無料でサービスを提供する以上、何かしらの見返りが必要であることは当然であり、「構築の技術とサービスの運用・運営のノウハウの蓄積が目的」なのは、本音だと思う。今回のような障害や問題を起こしておらずに、「目的を達成したので○○にサービスを終了します」であったりすれば仕方のないことである。

しかし、今回の件でユーザーが離れてしまって「目的が得られないうえに、維持コストもかかるので、もう止めてしまえ」という風にしか見えない。

素直に「ユーザーが少なくなってしまってこれ以上続けることができないのでサービスを終了しまう」と言ってもらった方がすっきりする。 これではとても信頼などできない。NTTデータは、年金システムも請け負っていて年金の諸問題が一向に進まないのも、実はNTTデータのせいでは?とまで思えてしまう。

企業が信頼を失ってしまうのは、アッというまであり、”明日は我が身”と教訓にしていかなければと思ってしまう出来事でした

written by Miew \\ tags: ,


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